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複数のPrometheusデータソースを持つ1つのGrafanaダッシュボード(後半)
9 min readMay 13, 2021
この記事では、PrometheusとGrafanaの使い方をデモンストレーションします。長い記事なので前半と後半の2つに分けてお送りします。今回は後半です。
3. ダッシュボードの内容に応じて、各データソースから関連するデータのみを提示します。
上記のスクリーンショットで、「Storage Load (ストレージロード)」パネルにはデータがなく、「N/A 」と表示されていることに気づいた人もいるかもしれません。
これはすべてのデータソースで発生します。これは、パネルが fstype=”aufs” のコンフィギュレーションで届いているのに、監視対象のサーバはどれもこの fstype を使用していないためです。このシナリオでは、ルートの「/」マウントポイントが監視されます。
クエリを見るには、「Storage Load」 パネル名をクリックして、「Edit」 (上記のように) をクリックしてメトリクスを表示します:
(node_filesystem_size_bytes{fstype=”aufs”} — node_filesystem_free_bytes{fstype=”aufs”}) / node_filesystem_size_bytes{fstype=”aufs”} * 100
fstype=”aufs “はmountpoint=”/”に置き換えられます:
(node_filesystem_size_bytes{mountpoint=”/”} — node_filesystem_free_bytes{mountpoint=”/”}) / node_filesystem_size_bytes{mountpoint=”/”} * 100
Jenkins1 サーバー ―ルートマウントポイント:
デモでは、サーバーごとに1台のマウントを監視します。監視するマウントは最も重要なマウントです。