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PrometheusとVictoriaMetricsでのリラベルの使い方
12 min readFeb 19, 2021
Prometheusでは、以下のタスクを実行することができるリラベルが可能です。
- 新しいラベルの追加
- 既存のラベルの更新
- 既存のラベルの書き換え
- メトリクス名の更新
- 不要なラベルの削除
- 不要なメトリクスの削除
- 特定の条件でメトリクスを削除する
- ラベル名の変更
- 複数の既存のラベルからラベルを構築する
- リラベルルールのチェーニング
それでは個々の項目を詳しく見ていきます。
Adding new label
新しいラベルの追加
以下のリラベルルールで、新しいラベルを追加することができます。
- target_label: "foo"replacement: "bar"
このリラベルルールは、すべての着信メトリクスに{foo=”bar”}ラベルを追加します。例えば、metric{job=”aa”}は、metric{job=”aa”,foo=”bar”}に変換されます。
Updating existing label
既存のラベルの更新
既存のラベルは、上記のリラベルルールで更新することができます。
- target_label: "foo"replacement: "bar"
このルールは metric{foo=”aaaaa”} を metric{foo=”bar”} で書き換えます。
Rewriting existing label
既存のラベルの書き換え
instance のラベルからポート部分を削除するには、次のようなリラベルルールを使うことができます。
- source_labels: [instance]