Monitoring in the time of Cloud Native — Part 3
クラウドネイティブにおけるモニタリング — Part 3
今回からクラウドネイティブにおけるモニタリングに関しての記事をご紹介していきたいと思います。
とても長い文章になるので、いくつかに分けて投稿していきたいと思います。
今回はブラックボックスのモニタリングとホワイトボックスについてです。
An interlude — Blackbox Monitoring
十分な知識や経験を持っていない人のために説明しておくと、ブラックボックスモニタリングはシステムをブラックボックスとして扱い、外部からの検査することによって得られたモニタリングのカテゴリーを意味します。より洗練されたツールで自由に使えるブラックボックスモニタリングをすることは過去のものだと考える人もいますが、まだまだブラックボックスモニタリングは利用価値のあるものだと私は思っています。ビジネスにおいての大部分とインフラストラクチャコンポーネントがサードパーティベンダーにアウトソーシングされています。ベンダーのパフォーマンスを超えるものすごい数のコントロールは制限される一方で、アウトソーシングされたコンポーネントの予測できない変化によってどのようにサービスが影響を受けたかを可視化できるようになることが、システム全体のパフォーマンスに影響を与える限り、非常に重要になります。
サードパーティーの統合の外でさえ、自分たちのサービスをブラックボックスとして扱うことはまだ需要な意味を持っています。特に異なるチームが所有する異なるサービスがリクエストの処理に関与する可能性があるマイクロサービス環境では、自社のシステムをブラックボックスとして扱うことは依然として価値があります。このような場合、システムについて定量的に通信できることにより、さまざまなサービスのSLOを確立する道が開かれます。
個々のチームが他のチームが所有するサービスをブラックボックスとして扱うことは実用的です。こうすることで、個々のチームが保証していて、自分たちがエクスポーズしているコントラクトをベースとした異なるチームが持つ他のシステムを伴うよりよい統合を設計することができます。
Whitebox Monitoring versus Observability
「ホワイトボックスモニタリング」はシステムの内部から生じた情報を基本とした「モニタリング」のカテゴリーを指します。ホワイトボックスもニアリングは今となってはそんなに改革的な考え方ではありません。時系列、ログ、トレース(追跡)などは最近ではますます人気になってきていて、人気になってもう数年が経ちます。
だから、可観測性というのは単なるホワイトボックスの別名ということでしょうか?
いいえ、そうではありません。
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