Loki と PLG スタックを使った
LokiはGrafana Labsの新しいログ集計システムです。費用対効果が高く、操作が簡単です。この記事では、Lokiについて詳しくお話します。また、PLGスタック(Promtail、Loki、Grafana)を使ってKubernetesでログを取る取得する方法を紹介します。
What is Loki?
Loki とは何でしょうか?
Lokiはオープンソースのマルチテナントログ収集システムシスです。GrafanaやPromtrailと組み合わせて使用することで、LK/EFKスタックと同様にログを収集してログにアクセスすることができます。高度なデータ分析や可視化を行うためにKibanaやElasticsearchを使用してもいいですが、Lokiベースのログスタックは軽量で操作が簡単なのでとても使いやすくできています。
LokiはLogQLと呼ばれるクエリ言語を提供しています。これはPrometheusのPromQLにインスパイアされたもので、ログソースを収集する分散型の 「grep」と考えることができます。
従来のロギングシステムとの大きな違いの一つは、Lokiはログ全体の内容ではなくメタデータだけをインデックス化していることです。そのため、インデックスが小さくなり、メモリ消費量が減り、最終的にはコストを下げることができます。この設計の欠点は、すべてのログをインデックス化してメモリにロードするよりも、クエリのパフォーマンスが低下する可能性があるという点です。
ログは、ディスク上にファイルを保存する必要がなく、Amazon S3やGCSなどのクラウドストレージに直接保存されます。これにより、運用が簡素化され、ディスク容量不足などの問題を回避することができます。
8 Benefits of using Loki
Lokiを使う8つの利点について説明します。
Lokiをスタックで使うメリットをご紹介します。
1. 簡単に操作できる。セットアップが簡単で、操作も簡単。
2. 軽量: EFKのようなフルログメッセージの代わりにメタデータだけをインデックス化します。これは、Loki のデプロイに必要なそこまで高価ではない RAM インスタンスになります。
3. クラウドネイティブ。Kubernetesのようなクラウドネイティブツールとの連携が可能で、Podラベルのようなメタデータが自動的にスクレイピングされてインデックス化されます。