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Kubernetes ingressについて(後半)
11 min readOct 8, 2020
Kubernetes ingressについての記事です長いので前半と後半に分けています。今回は後半です。ホストネームベースのルーティングやTLSについて見てきます。
Hostname based routing
ホストネームベースのルーティングは、同じIPアドレスを指す異なるホスト名のトラフィックを処理するために、1つのロードバランサーを持つことをおすすめしています。
apiVersion: extensions/v1beta1kind: Ingressmetadata:name: public-servicesnamespace: defaultspec:rules:- host: service1.example.comhttp:paths:- backend:serviceName: service1servicePort: 80path: /- host: service2.example.comhttp:paths:- backend:serviceName: service2servicePort: 80path: /service2
TLS
Ingress は TLS サポートを提供することもできますが、ポート 443 のみに限定されます。Ingress の TLS コンフィギュレーションセクションで異なるホストを指定している場合は、SNI TLS 拡張で指定されたホストネーム(Ingress コントローラが SNI に対応している場合)に従って、同じポート上で多重化されます。TLS シークレットには、TLS 用の証明書とシークレットキーを含む tls.crt と tls.key という名前のキーが含まれている必要があります。