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Docker: Zero to Hero with Linux Example
A handbook of docker with its concepts
ドッカー Linuxの例で一気にヒーローに
コンセプトがわかるdocker のハンドブック
今回は、 dockerについての記事ですが、正式名称はdocker engineです。Dockerは、仮想マシンのRAMやハードディスクなどのリソースの割り当ての問題を解決するために必要なツールです。
今回取り上げるトピック
1. Docker Engineの紹介
2. Docker Engineの必要性
3. オペレーティングシステムベースの仮想化
4. Docker Hubとは?
5. Dockerのアーキテクチャ
6. Linuxマシンへのdockerのインストールとコマンド
7. コンテナ化、dockerファイルの作成、イメージの作成
8. Dockerイメージの作成
9. メリット、デメリット
Docker Engineの紹介
Dockerエンジンはハイパーバイザーの役割を果たし、仮想マシン(VM)を作成します。仮想マシンはコンテナと呼ばれます。ハイパーバイザーとは、環境を仮想化させるためのツールです。Dockerは仮想化を進化させたものです。
開発チームが作ったアプリケーションは、テストチームや本番チームと共有されますが、テストチームが直面する問題は、ディペンデンシーです。
OSやソフトウェアを含めたセットアップ全体をテストチームに送るのは現実的ではないので、この問題を解決するためにVMwareが登場したのです。開発チームは、仮想マシン・イメージを共有します。
Dockerエンジンの必要性
仮想マシン(VM 1、VM 2、VM 3)は、ホストからRAMやストレージなどのリソースを取得します。
例えば、4台の仮想マシンがあり、すべての仮想マシンにRAMとストレージが割り当てられているとします(ベースハードウェアからの共有)。突然、別の仮想マシン(VM…