DevOps採用のアプローチ:計画と設計（第二回章）

その経験の一部を共有し、DevOpsプロジェクトの計画と設計の旅に皆さんをご招待したいと思います。開発ライフサイクルのさまざまな段階を通じて、DevOpsプロジェクトを成功させるために必要なことを説明します。この記事は長いので３回にわけて投稿します。今回は第二回目です。

DevOpsの用語、フェーズ、プラクティス

先に進む前に、私たちが同じ用語を使っていることを確認しましょう。DevOpsの用語をマスターし、定義を混同しないようにすることが最も重要です。この業界のツールや方法論について共通の理解を持つことで、用語を確認し、不明点がないかを確認するのに必要な時間はほんの数秒です。

• 継続的インテグレーション 継続的インテグレーション（CI）とは、ソースコントロールシステムにコードをコミットするたびに、ソースコードのブランチを再構築するソフトウェア開発プロセスです。このプロセスは、多くの場合、本番環境におけるアプリケーションのデプロイメント、インストール、およびテストを含むように拡張されます。
• 継続的デリバリー：継続的デリバリー（CD）とは、継続的インテグレーション、自動テスト、自動デプロイメント機能により、最小限の人的介入でソフトウェアを迅速、確実、かつ繰り返し開発・デプロイするソフトウェアエンジニアリングの手法です。
• Continuous Deployment（継続的デプロイメント：Continuous Deployment (CD) は、ソフトウェア開発のプラクティスで、すべてのコード変更がパイプライン全体を通過し、自動的に本番環境に投入され、毎日多くの本番環境でのデプロイメントが行われるものです。CDは、継続的デリバリーが行うすべてのことを行いますが、プロセスは完全に自動化されており、人間が介在することは一切ありません。
• CI/CD：CI（継続的インテグレーション）、CD（継続的デリバリー）、CD（継続的デプロイメント）の頭文字をとったもの。
• デリバリーパイプライン：CI/CDを実行するための自動化された一連の手順
• バージョン管理：ソースコード管理で異なるバージョンのコードを管理すること

• コード ：コード開発・レビュー、ソース管理ツールの有効活用
• ビルド ：継続的インテグレーションツールの導入によるビルドプロセスの自動化
• テスト ：自動化されたQAによるテストと性能判定
• パッケージ： デプロイメント前の活動
• リリース ：変更管理、リリースデプロイメント(開発・運用チーム)