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初めてのサーバーレス機能をKubernetesにデプロイする
このチュートリアルでは、最初のサーバレス機能をKubernetesにデプロイする方法を紹介したいと思います。そしてAPIキーなどの機密情報にアクセスする方法と、環境変数を使ったコンフィギュレ―ションとの違いを説明します。あとは、どのクラウドでも実行できるような素晴らしいものを構築するだけです。
Why Kubernetes?
なぜKubernetesなのか。Kubernetesではコンテナを実行するためのポータブルな方法が利用でき、私たちが知っているコンテナは、「私のマシン上で動作する」(tm)というパッケージングとデプロイの問題を解決します。
主要なクラウドプレイヤーはすべて、独自のマネージドKubernetesサービスを構築しており、デプロイしたいものだけを扱う「サーバーレス」な体験ができます。また、Rancher Labsのk3sを使って、ベアメタルや自分のノートPC、低消費電力のRaspberry PiにKubernetesをデプロイすることもできます。
Get Kubernetes on your laptop
すでにKubernetesを設定している場合は、この分は読み飛ばしてください。
みなさんのノートPCにKubernetesをインストールする最も簡単で最速の方法は、最初にDockerをインストールすることです。それには、2つの主要なオプションが付いてきます。
KinD ―Kubernetes コミュニティが開発したもの。KinDはKubernetes in Dockerの略で、Kubernetesをバニラの方法でインストールするのとほぼ同じですが、より遅く、より大きく、より多くのRAMを必要とします。KinDはKubernetesのコードベース上でパッチをテストするのに最適なオプションだと言うべきでしょう。
k3d — Rancherコミュニティが開発したもの。k3dはCNCFのコンプライアンステストに合格した軽量版Kubernetes です。これを使えば、シングルノードクラスタを約5秒で起動することができます。今では私のお気に入りのツールです。もっと早く使い始めていればよかったと思っています。
k3dを取得し、クラスタを作成します(最初にDockerが起動してください)。
curl -s https://raw.githubusercontent.com/rancher/k3d/master/install.sh | bashk3d create