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サービスメッシューそのツールとトレンド2021(前半)
サービスメッシュのツールを色々ご紹介いたします。長い記事なので2つに分けて投稿致します。今回は前半です。
私たち全員がマイクロサービスの台頭を目の当たりにしています。Dockerがチームの開発を支援する一方で、Kubernetesはコンテナのランタイムオーケストレーションのためのプラットフォームとして徐々に選ばれるようになってきました。多くの企業がKubernetesを改善しながら使用し、アプリケーションをマイクロサービスの世界に移行させることに成功していますが、そうすることでマイクロサービスがどんどん普及してきています。
これらの組織は現在、これらのマイクロサービス間のネットワークを効率的にルーティングし、監視し、セキュリティを確保するというランタイムに関する課題に直面しています。これは、方法がわからないからではなく、数と量が大幅に増加したため、専用の効率的なソリューションが必要になったからです。サービスメッシュは、この問題を解決するためのものなのです。
マイクロサービスは、非常に高いレベルでは、主に指定されたビジネス機能を実行していますが、そのためには、インフラ活動も行わなければなりません。スマートフォン用のアプリを開発する場合、あるスマートフォンが別のスマートフォンとどのように通信するかについてもコーディングしなければならないと思いますが、そこは、そうではありません。なぜなら、専門のテレコミュニケーション企業がモバイルネットワークのケアをしているいるからです。テレコミュニケーションとは、モバイル機器間のネットワーク相互作用に対する専用のインフラ・ソリューションです。
サービスメッシュは、マイクロサービス間のネットワークインタラクションの運用視点に特化したインフラソリューションです。また、一般的にはマイクロサービスのコンテクストで使用されていますが、サーバーやコンテナを超えて、あらゆるアーキテクチャ間、あらゆるプラットフォーム上での接続性を向上させるために使用することができます。
Capabilities
典型的なサービスメッシュツールや*ケアをする商品:
Traffic management
- http、https、http2、grpcなどのプロトコル選択。
- 条件付き、* 重みづけ、ミラーリングなどの動的ルーティング。
- リトライロジック、サーキットブレーカー、タイムアウト設定による耐障害性。
- フォールト・インジェクションによるテスト
Policy enforcement
- アクセスコントロール